20.01.2022なつかしい記憶、人、仕事と伴走する。
今年も、はや1月20日。
新年はいかがお過ごしでしたでしょうか。
コロナがようやく落ち着いてきたと思ったら、オミクロン株の感染拡大へ。
自由に出かけたり、人に会ったりが難しく、ストレスも溜まりますが、
なんとか乗り切って元気にやって行きましょう。
先日、facebookになつかしい名前を発見!
晴美制作室をスタートさせた頃に、いくつもの仕事でお世話になった秋山政美さん。
当時は南青山にお住まいでしたが、いまは富士山が間近に見える場所で自然の野菜を育てつつ、デザインの仕事も絵の仕事も続けていらっしゃるとか。
昔の仲間(と言わせていただきます!)が元気で、昔と同じように活躍していらっしゃるのは本当にうれしいことです。
秋山さんはとくに絵について、コロナ禍のなか無性に描きたくなり、自由三昧に描いているとのこと。
さっそく許可をいただき、fbで拝見した虎の絵を使わせていただきました。
秋山さんの仕事を初めてみたのは、80年代のはじめ、流行りのディスコで見たチラシでした。
ピンクの雲が飛び交っている見たこともないデザイン。洋風でも和風でもなく不思議でカッコよくて、次の仕事にピッタリ!と思ったのでした。
当時、あるプロデユーサーから日米合作ミュージカル「酒呑童子」の宣材の仕事を相談されていたので、すぐに秋山さんに依頼。
楽しんで作ってくださったパンフレットのダミーが1点のみ残っていました! 手の痕跡が残るものは良いですね! 全然古くない!!
ところが、このミュージカルは制作サイドの事情で流れてしまい、次にお願いしたのが、読売新聞創刊110周年記念に開催された日本初「東京プレタポルテ・コレクション」の別刷記事のデザイン。(後に、秋山さんはコシノジュンコの斬新なカタログもデザインされてたと知る)
秋山さんとご一緒した他の仕事もいろいろ思い出します。
晴美制作室の仕事点数は多くはありませんが、目標を共有できるスタッフやデザイナー等、多くのみなさんがいてくださったからこそ! しみじみ感謝です。
原点となった仕事の数々を、現在進行中の仕事と伴走させることは、今の私にとって大切なことかもしれません。