晴美制作室 株式会社

27.12.2017踊る島バリ ── 聞き書き・バリ島のガムラン奏者と踊り手たち

晴美制作室の企画編集による最初の本。
バリ芸能のルーツをたどる『踊る島バリ』と、バリ島案内『バリ島不思議の王国を行く』の2冊は、1986年同時期の取材による。
1977年に初めてバリ島を訪れて以来、バリをテーマに仕事をしたいと思っていたが、なかなか機会が巡って来なかった。
1985年9月、日本で初の本格的なバリ芸能の紹介となる「バリ島プリアタン歌舞団」の来日公演が実現する。その折、歌舞団の団長で伝説的ガムラン奏者のA.A.マンダラ翁に面会して取材許可の快諾を得た。
1986年1月一次取材。帰国して、文庫の『バリ島不思議~~』の編集制作を終えたとき、マンダラ翁死去の情報が入る。
それからバリに飛んで葬儀の取材、マンダラ翁の同時代人たちの追加取材など4年を経て、1990年に本書は出版された。

踊る島バリ ── 聞き書き・バリ島のガムラン奏者と踊り手たち
踊る島バリ ── 聞き書き・バリ島のガムラン奏者と踊り手たち


東海晴美・大竹昭子・泊真二 編
内藤忠行・リオ・ヘルミ 他 写真
1990/1991/1993・PARCO出版
358p・¥3,107[税別]
AD 佐藤晃一
デザイン 佐藤晃一・高岡 陽

(帯のコピーより)
―― 鳥はなぜ歌うのか。人はなぜ踊るのか ――

ガムラン音楽の壮麗な調べ、絢爛たる舞。森と闇に包まれたこの島では
芸能の花々が咲き競い、踊り手たちは此岸と彼岸を自在に行き来する―――。
島の名翁とその仲間たちが自らの言葉で語るバリの踊りと音楽。

1931年、パリ植民地博。バリ島歌舞団のヨーロッパ公演は、
アントナン・アルトーら多くのアーティストを震撼させた。
当時のリーダー、A.A.マンダラ(1805-1988)は、この島の20世紀を生き、
バリ芸能の中心人物として世界中から慕われた。
神々がまだ人の近くに住んでいた王国時代、オランダ支配、
次々と新しい芸能が生まれた30-50年代。インドネシア独立、そして現代・・・・。
本書は、マンダラ翁たちの“語り”と約80点の写真が織りなす
BALIのモンタージュである。