晴美制作室 株式会社

01.03.2021バリ島プリアタンのケイコ・マンデラさんから

バリ島プリアタンのケイコ・マンデラさんから皆様に伝えていただければと丁寧なメールをいただきました。
基金のお伝えです。FBにも投稿しましたが、このサイトでもご紹介します。

コロナ禍が長引く中、インドネシア・バリ島の人々の生活も激変し、先の見えない状況が続いています。
昔、『踊る島バリ』(パルコ出版・現在、続編を取材中)で取材させていただいたプリアタンは、1931年パリ植民地博覧会に参加した国際的にも知られる芸能の村です。プリアタンの芸術を愛する人たちが世界中から観光や勉強のために訪れていましたが、それも今は途絶え、儀式のための音楽や踊りの上演も十分にはできていません。

そこで、このような時代だからこそと、古典の演目の調査、復活を願って前向きの活動が始まったそうです。
下のパンフレットの表紙(1985年日本初公演)は、バリス(戦士)を踊るオカさん。半蔵門の国立劇場でのすばらしい公演は、ずいぶん評判になったものです。

1985プリアタン歌舞団表紙 (2)

当時まだほんの若者だったオカさんが、いまやプリアタン歌舞団の団長となり、バグース・ケイコ夫妻と一緒に、父アナック・アグン・マンデラ (グンカ)の夢を実現するための活動を続けています。

バリ芸能の豊穣の世界が生き続けるよう、舞踊や音楽に携わる人達の生活を支えるための販売にぜひご協力をお願いできれば幸いです。ケイコさんとEASEからのメッセージサイトをご紹介します。バリ島ファンの方、ぜひご協力いただければと思います。
kmanderaease.thebase.in
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*以下はFB投降後のケイコさんからのコメントです。お気持ちが伝わるので、敢えてアップします。
「ありがとうございます。世界中が大変で、世界中の人が何かをしたいと思っているとも思うのです。そして、”助けて、、”と悲鳴をあげている人もいる。それぞれの場所で、それぞれに自分のできることをできる形で助け合えたら良いと思います。
私はひとまずバリ島でこのPeliatanを中心として頑張りたいと思います。素敵なそして意義深い本『踊る島バリ』を作り上げてくださり、ありがとうございます。多くのバリファンのバイブルだと思います。私もこの本だけはずっとベット横のサイドテーブルに置いてあり、迷い悩むと読み直します。私がしようとしていることが間違いでないか?この考えはどうなのか? グンカ(義父)に尋ねています。そして今回のご紹介文もありがとうございます。感謝!」