01.04.2024エネルギーはマイペースから！ (’23年バグースさんたち来日)

2024年3月29日、やっと東京で桜の開花が発表され、少し華やいだ気分になりましたが、31日にはナント27度の夏日に・・・
全く予測がつかない日々。桜はどうなるのでしょうか。

今年は大変な幕開けとなりました。
元日は古い友人宅で新年会があり、４時ごろ出かけようとしていたまさにその時、マンションが揺れたのでした。
その後、３か月が過ぎた現在もなお、復興の見通しが厳しい能登半島です。
自然界も、人間の世界も、タガが外れてしまったようですが、なんとか真っ当に、懸命に、乗り切っていきたいものです。

昨年のビッグニュースは、バリ島からのお客さまです。
昔、『踊る島バリ』（パルコ出版・1990）という本を作りました。
1930年代から50年代にかけて、バリ島の音楽と踊りを世界に知らしめたバリ島プリアタン村のマンデラ翁（通称グンカ）の聞き書き本です。
あの時、女子5人＋幼児1人でバリ島取材を決行。現地で大変お世話になったグンカの息子バグースさん、オカさんも、いまや伝説の舞い手となり、バグースさんの長男イスワラ君も舞い手としてのみならず、幅広く活躍中です。

本当に信じがたいことですが、あれから37年・・・
私の小さなオフィスに、バグースさん、オカさんが、今、立っている！ことが奇跡のように不思議に思えて、いろんな意味でドラマティックな１日でした。

来日目的の一つである「阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」もすばらしかった！！
深い森のような大木と夕闇に包まれた能楽堂での奉納の舞い。
またぜひ日本でも公演を見たいものです。

日本最後のお楽しみは、ディズニーシーで。